導入事例

検討背景

InfiniTalkクラウドサービスの導入を推進された、映像事業本部 プロダクション部 システム課の秋重様、松本様に検討背景を伺いました。

「数年前から社内のIT資産にかかる運用管理コストを削減する目的として映像制作で使用しているワークステーション以外の業務システム用サーバーをクラウドへ移行する取り組みを進めてきました。」

「昨年からはコロナ禍で在宅勤務を余儀なくされる状況が続く中で電話対応のために出社しないといけない部署から感染リスクを抑えるため電話の運用を見直せないかと相談を受けていました。」

「システム課として、電話システムのクラウド化は検討課題でもありましたので、現場の課題を解決できるクラウドPBXについて検討を始めました。」

クラウドPBXサービスを選んだポイント

「いままでと運用を大きく変えたくなかったのでInfiniTalkで使用してきた機能や固定電話回線、IP電話機が、そのまま使えることが運用上とても大事でした。実際に類似サービス複数社で比較すると、他社では機能追加の費用が別にかかったり、固定電話回線が流用できないものもありました。」

「スマートフォン用アプリの設定が、InfiniTalkはとてもシンプルでInfiniTalkのFAQサポートページを参考にしながら行えるため、現場へ水平展開した際のインストールなどの設定作業負担や社内サポート工数が少なく済むのがとても良かったです。」

「各社とも比較検討のため、通話テストなど含む検証を行いましたが、ジェイエムエス・ユナイテッドのサポートセンターは、問い合わせへのレスポンスが早く、手厚いサポートが受けることができたので導入後の安心感がありました。」

導入後の効果

「社内レイアウトの変更や入社退職に伴う電話機の使用者変更時、IP電話機の移動や設定が都度発生していましたが、スマートフォン用アプリを利用した内線端末化によって、システム課による移動や設定の作業が減り、IP電話機を20台減らすことができました。」

「会社宛の入電対応が多い社員にスマートフォン用アプリを積極的に使用させることで、テレワーク時も出社時同様の電話応対が可能になりました。社内でのテレワークが推進され、出社を極力抑えることができました。」

「いままでは、出社している社員がテレワークの社員へ電話を転送する場合、テレワークの社員の社用スマートフォンへ電話を架けていました。そのため転送の都度、発信通話料がかかっていました。今は通話料を気にせずお互いに内線転送や内線間通話が手軽に行えるようになりました。 」

今後の展望

「スマートフォンによる内線端末化は、社内で限定的な利用にとどめておりますが、今後はもっと社内に広げて、いつでもすぐにテレワークが行えるようにしたいと考えております。コロナウィルスの蔓延や自然災害によって出社ができない状況が発生しても、あせらずに社員がスムーズにテレワークへ移行できる安心・安全なBCP対策を講じてまいります。 」